金華山の思ひ出
あの日の記憶

以前、家族で金華山へ行った事がありました。その時に、一番記憶にあったのが、この、金華山ロープウェーでした。

ロープウェイなんて、初めて乗ったからかも知れません。

2回程度訪れたように記憶していますが、2001年以降、すっかり行かなくなってしまいました。
いかんせん、小学生か中学生かぐらいの頃の事なので、すっかり記憶も曖昧になってしまいました。
記憶と落胆

時は流れて、2009年。免許取得のために、三田洞の免許センターへ行った帰りに、寄ってみる事にしました。

生憎の雨の中、往復1050円という中途半端に高い切符を買って訪れました。


石の階段は、濡れて滑りやすく、しかも、一段一段高さが異なって、歩きにくかったです。

岐阜城は、戦火どころか江戸時代初期に破却されてますので、今建ってるのは、もちろん、模造天守です。
中は博物館になっているのですが、なんというか、何でもかんでも置けば良いという訳ではないというか……。

何だか、嫌気が差して帰ろうと思ったら、雷警報で足止め……。
思えば、随分と幻想的で、いい雰囲気です。どこか、地方ローカル線の有人駅に居るような、あるいは、レトロフューチャーな作品に紛れ込んだような雰囲気です。
車両自体は、1992年の大阪車輌工業製で、割と新しいはずなのですが。

暇なので、あれこれ写真に納めていたら、ようやく、発車する事になりました。

車内には、ガイドの女性が観光案内をしています。これは、行きの時もそうだったのですが、いまいち代わり映えしないというか、定型文を読んでいるような印象を持ちました。
このような観光案内であったら、自動放送でやるべきでしょう。せっかく、生身の人間が乗車してアナウンスしているんですから、「本日は、生憎の天気の中、お越しいただきありがとうございます」とか、「現在、この下で、発掘調査が行われています」みたいな事を言っても良いんじゃないでしょうか。

せっかくの素晴らしい観光資源ですが、これでは、あまりにもったいないように感じました。 なんとかならないものでしょうか……。