FUJIFILM instax mini 7S チェキ

Review

デジカメって便利ですよね。便利なんですが、簡単に大量に撮れすぎて、写真一枚一枚にありがたみが無いというか、なんというか……。
そんな訳で、銀塩カメラが欲しくなりました。最初、トイカメラを中心に検討していたのですが、現像代とかフィルム代とか色々勘案して、近所の中古屋で1980円(!)で売られていたこのチェキを買ってみました

最初、いかんせん天下の富士フィルムですし、普通に綺麗に撮れて「デジカメと変わんねーじゃん!」ってなるのが怖かったのですが、実際に使ってみると予想以上に味わいのある画が撮れて驚きました。
2ch辺りだと、この画質が叩かれてたりするようですが、むしろ、トイインスタントカメラとして売りだせば、もっと売れるんじゃなかろうかと思ったり思わなかったり。
近所のカメラ屋さんにあるチェキには、室内でフラッシュ炊いて撮ったらしき人物写真がサンプルとして添えられているのですが、夕方の屋外で風景写真を撮った方が、よりチェキの味が出て良いように思います。……多分、富士フィルムが想定してる使い方ではないんだろうけど。

この7Sの場合、フラッシュを切ることができない(=鉄道写真が撮れない)ので、フラッシュをフェルトで覆った上でガムテープでグルグル巻にしてあります。
この改造のせいで、室内での撮影は絶望的なのですが、元々フラッシュ炊いて撮ったような写真は嫌いですし、いっそフラッシュそのものを取っ払ってしまいたいぐらいです。
富士フィルムさん……、レンズ付きフィルムにすらあるフラッシュON・OFF機能を、なぜ削った……。

まあ、そんな感じで、デジカメに飽きた人にはとりあえずオススメかなぁと思います。それと、恐らく富士フィルムが想定している(コミュニケーションツールとしての)使い方としては、ペット飼ってる人にオススメしてみたいと思います。
出来上がる写真の大きさは名刺サイズなので、愛犬・愛猫の写真を手帳に入れてもよし。散歩中に知り合った相手さんのペットの写真を撮ってあげるもよし。デジカメと比べてシャッターボタン押してから実際にシャッターが降りるまでの時間差が短いので、落ち着きの無い子がみせる一瞬のシャッターチャンスを逃しません。

Photo

Spec

フィルム
富士フィルムインスタントカラーフィルム instax mini
フラッシュ
常時発光
ズーム
なし
バッテリー
単三電池4本
使用期間
2013年3月(中古購入)?使用中
状況
使用中