OLYMPUS SP-820UZ

Review

 三代目のデジカメです。

 私はどうも、専用品のバッテリーを信頼しておらず、カメラは単三電池駆動でというのが前提としてありました。
 しかし、ここ最近、めっきり単三電池駆動のカメラが減ってしまい、二代目デジカメのSP-550UZを買った頃ですら片手で数えるほどになってしまっていたのが、もはや日本で発売されているカメラではこのSP-820UZだけという状況に(泣)

 それでも、オリンパスだけはこの手の単三電池駆動カメラをリリースし続けてくれるだろうと期待していたのですが、ついに、単三電池駆動の後継機種が出ないままSP-820UZは生産中止に……。
 SP-550UZが完全に壊れるまで、新規のカメラ購入は先延ばしにしようとしていたのですが、今後、単三電池駆動のこの手のカメラが製造されるか、なんとなく疑わしかったので、カメラのキタムラに残ってた新古品を取り寄せて貰いました。1万5000円ぐらいでした。

 二代目デジカメのSP-550UZ(2007年発売)から5年が経った2012年に発売されたSP-820UZは、やはりこの5年間の技術の進歩が反映されています。まず、画素数が3倍ですし、ズームに至っては光学40倍+超解像80倍! ……もはや、一眼レフの望遠レンズ並です。
 更に、手ブレ防止機能がかなり改善されており、SP-550UZ時代には「あるにはあるけど……」レベルだったものが、かなり実用的なレベルにまで進歩していました。お陰で、三脚使わず80倍ズームをしても、まあ見れるレベルの写真が撮れました。この辺りは嬉しい誤算でした。
 ただ一方で、電子ビューファインダーが無いので、晴天屋外での撮影では果たして画面が見れるかどうか……。

Photo

Spec

最大画素数
1400万画素
光学ズーム
40倍
デジタルズーム
4倍(超解像ズーム2倍)
記憶媒体
SDカード
バッテリー
単三電池4本
使用期間
2014年頃(新古品として)~使用中
状況
使用中